『Style Order』
~採寸手順~
最近店頭でもよくお客様から
「ブレフではどのようにオーダーをするんですか?」
「どこまで体に合わせて作れるんですか?」
、と聞かれるケースが増えてまいりました。
多くのお客様がオーダースーツにご興味を持たれているようですね!!
ブレフでは多数のゲージサンプル(サイズ見本服)を今年の生地で作成していますので
スーツの出来上がりをイメージしやすく、スピーディーに採寸ができます!!
そこで、今回はブレフ店頭でのシルエットの決め方や採寸の方法などを
改めてご紹介をしたいと思います。
1、基本サイズの採寸
先ずは、お客様の身長をお伺いしメジャーを使ってバスト(胸囲)・ウエスト
(中胴)・ヒップ(尻回)の基本採寸をさせていただきます。
その他、肩幅や角度、足の太さなどお客様の体型を確認しながら必要に
2、シルエットのお好みやスーツの着用シーンのヒアリング
普段スーツを買う際にお困りの事(既製品では○○が合わない・・・)や
作りたいスーツのご希望(細くタイトスーツを作りたい!ゆったりした着心地
がいい!)などご要望をお伺いいたします。
あるいは、○○の時に着るスーツなどお伝え頂ければ適度なサイズ感や
3、シルエット決定
作りたいサイズ感やイメージがだんだんと決まってきたら3つのスタイルから
シルエットを決めていきます。
もちろん、先に全てのシルエットを着用して比較をしてからイメージを固めって
行っても宜し良いかと思います。
Ⅰ、ナローモデル・・・サイズ感としてはもっともタイトなシルエット。
Ⅱ、ブリティッシュモデル・・・着心地はゆったりとしながら、見た目はタイトなスタイル。
Ⅲ、イタリアンクラシック・・・従来の日本のビジネススーツに近い適度なシルエット。
4、ジャケットのシルエット・サイズの決定。
採寸をしたサイズとお伺いした内容からゲージ見本を使ってお客様の
ベースとなる型紙を決定していきます。
多数のゲージサンプルの中からお客様のサイズに近い型紙を選びます。
※ゲージサンプルを着用しますので、その後の仮縫いなどは御座いません。
①バストサイズのゆとり・・・ジャケットサイズの基本になるためゲージサイズから調整できません
②ウエストサイズのゆとり・・・ゲージサイズに対して±の調整ができます。
③肩幅サイズのゆとり・・・ゲージサイズにたいして±の調整ができます。
※体型の癖などの補正については担当スタッフが相談をさせて頂きながら確認をさせて
頂きますが大幅なシルエット変更や極端なデザイン変更は出来ない場合があります。
④袖丈の長さ調整・・・お客様のサイズ・お好みに合わせて調整ができます。
⑤着丈の長さ調整・・・お客様のサイズ・お好みに合わせて調整ができます。
5、スラックスのサイズ・シルエット決定。
ジャケット同様ゲージ見本を使いながらシルエットとサイズの決定をしていきます。
①ヒップサイズのゆとり・・・スラックスサイズの基本になるためケージサイズから調整できません
②ウエストサイズのゆとり・・・ゲージサイズに対して±の調整ができます。
③太さの調整・・・渡り(太腿)・膝・裾と太さの調整ができます。
④長さの調整・・・サイズにあわせて調整が可能です。
※股上の深さ調整や体型に応じた補正などはジャケット同様、担当スタッフが相談をさせて
いただきます。
6、ジャケット・スラックスのトータルバランスの確認