突然ですが、チェック柄って色々種類がありますよね?
元々チェックはイギリスのそれぞれの家の家紋のようなものだったそうです
スコットランドには、「クラン(氏族)」と呼ばれる共同体が数々あり、それぞれのクランが敵か味方かを見分けるために、自分達が征服した地方を象徴する色やデザインの布を身に付けていました。
こちらは、今シーズン私、小渕がオーダーしたジャケットです。
伊O丹の紙袋やラルOローレン等でおなじみのこのチェックはブラックウォチ
と呼ばれるチェック柄です。マフラー等にもよく使われていますよね。
黒くないのになぜブラック?
ブラック・ウォッチはもともと1700年頃にジャコバイトの動向をうかがっていた独立グループのニックネームだったそうです。
その後、1739年にブラックウォッチタータンがハイランド連隊に至急され、43師団連隊の愛称になったとか。ブラック・ウォッチは「黒い時計」ではなくて、「密かに(ブラックには秘密という意味がある)罪人の見張り(=ウォッチ)をるという軍警察として組織されたため、レッドコートと呼ばれる正規軍と区別するために、このタータンチェック柄のブラックウォッチが与えられたそうです。
普段何気なく着ているチェック柄もどこかの家紋だったりするかもしれませんね
(小渕)
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